このページは航空機選びの基本を抑えます。
航空機選びはわくわくします。色々妄想を書き立てられたりするものです。
しかし、妄想だけに走ると利益は出なくなります。
どのように飛行機を選べば利益が出るのか。主に序盤における注意を書き記します。
1.足の遅い飛行機は儲からない(例 B727、AN-24等々)
速度がマッハ0.6以下のものはお勧めできません。往復数が減るため、他の飛行機に比べて売上が減ります。
具体例
B727-100 価格 60,000 座席数 179 最大売上 約3,600
B707-120 価格 69,000 座席数 149 最大売上 約5,000
差額 9,000
購入費が9,000しか変わりませんが、1ターンの最大売上は1400も違います。9000の購入費費はあっという間に取り戻せるでしょう。
2.座席の種類・幅
1970年になると、座席の種類の変更と衛星電話のオプション設定が可能になり ます。必ず導入しましょう。10年ごとに新しいものが追加になります。
座席の幅は、1960~1965年ごろまでは、限界まで狭くして一人でも多くの乗客を乗せましょう。
1966年以降も、近距離や小型機は席を狭くしましょう。搭乗率が低い場合は、座席幅をやや広めに取るとよいでしょう。
1970年以降のB747やDC10などの大型機の場合は、初期配置くらいが良いかもしれません。
競合航路に投入する飛行機は、ライバル会社の満足度よりも高くなるよう、最新の満足度が高く、座席幅の広めな航空機を導入するほうが良いでしょう。
3.飛行機のリニューアル
最近なぜか搭乗率が低くなってきた、と感じることはありませんか?
もしかしたら、飛行機がふるくなったため、満足度が低下し、搭乗率が低くなったのかもしれません。航空機一覧で満足度が5%になっている場合は、改装して満足度を高めましょう。面倒なので、「機種別に改装」ボタンでいっきにやるのがお勧めです。
機種別に改装ボタンを使うと、同一機種の飛行機の座席幅やエコノミーなどの座席クラスの割合がが同じになってしまいます。この対策としては、機種ごとにこの機種は遠距離専用、この機種は中距離専用と決め手運用する手もあります。
一機ごとに座席の数を変えることは、後々極めて面倒くさくなるので諦めましょう。
4.整備費と人件費は、飛行機のキャパシティに比例して大きくなる
不必要な大きさの飛行機は、あとから自分の首を絞めることになります。
同じキャパシティであれば、足が速くても足が遅くても、維持費に大差はありません。足の速い飛行機を選びましょう。
また、整備費と人件費は会社規模が大きくなれば大きくなるほど、同じ飛行機を運用しても割高になります。
これに気がつかないと、最初のうちは儲かっていた路線が気がついたら赤字転落、ということにもなりかねません。
5.貨物機は、42トン級より大きいものを選ぶ際は、計画的に。
B747-100Fや、DC-10-30Fの利用は、余りお勧めしません。長距離を飛行できるため、今まで不可能だった航路を開拓できます。大都市間にそれらの飛行機を飛ばせるのであれば、活用しましょう。しかしそうでなければ、あきらめてB707-320Fを利用し続けたほうが良いでしょう。
実例
1971年 保有機対数593機
B747-100F運用
東京ークアラルンプール航路
運賃1.10 搭載率84% 売上8,800K
経費 人件費1630 整備費1220 投資費386 減価償却費1054
固定費合計 4,290k
利益 約4,000k
投資回収ターン 60(投資額253,000k)
(以下比較用)
B707-320F運用
ムンバイーバンコク
運賃1.25 搭載率96% 売上5,447k
経費(推定)人件費720 整備費540 投資費170 減価償却費292
固定費合計 1,722k(推定)
利益 3,725k(推定)
投資回収ターン 約18(投資額70,000k)
B747は240,000k投じて毎ターン利益が約4,000k。元をとるのに、60ターンかかります。東京ークアラルンプールという大都市間ですら、この程度の利益です。
大型機は、効率のためではなく、長距離を結ぶ唯一の手段・そして雰囲気を楽しむものと思いましょう。
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